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2014年10月23日木曜日

Foobar 2000 Wasapi使用で高音質再生(追加設定)音飛び改善

Foobar 2000という音楽再生プレーヤーがあります。
iTunesの使い勝手の良さや、あまり音質的な差が見いだせなかったために以前は使っていませんでしたが、機材が揃ってきたり、こだわりはじめた結果明らかな違いが感じられたため、ここしばらくはずっとFoobarを好んで使用しています。



Foobar2000をそのまま使用しても音質的にはiTunesよりも澄んだ音のように感じるはずです。
その状態では自分的には音が薄く感じてあまり好みではありませんでした。
しかし、Wasapiを導入することで明瞭かつ低域の量感も増したため、気に入るところとなりました。

さて、Wasapi(Event)の使用によって音質的には問題が無いのですが、如何せん再生中に音飛びがかなり頻繁に発生してしまい、とても快適とはいえない状態となってしまいました。
以前使用していたPCでは特に問題がなかったように記憶していますが、H81M-P33とPentium G3258 Windows7 64bit環境において、かなり頻繁に発生するようになってしまいました。

音飛びは、再生しているファイルの保存されてるディスクにアクセスした時に、より頻繁に発生するように感じました。
そのため、まずはHDDを疑いました。
SSD60GB、3.5インチの2TBHDD、2.5インチ160GBHDD、Ramdisk
以上の4つに再生するファイルをそれぞれ移動して再生してみました。
しかし、どこに置いたファイルでも頻度は減少した場合はありますが音飛びは改善しませんでした。
ここで発見がありました。3.5インチHDDに音楽ファイルを置いた時よりもRamdisk上に置いたほうが、より雑味の少ない滑らかな音で鳴りました。(そんな気がしました。)曲によってはわかりづらいですが気分的には良いです。(メモリ上にバッファしてから再生しているので果たして変わっているのか疑問)

Ramdiskにおいてもダメということはファイルへのアクセススピードの問題では無さそうです。
続いて、Foobar2000 のソフト自体をRamdiskにインストールしました。
状況は改善しませんでしたが、SSDにインストールしている時よりも音質的に有利であるように感じました。(これは割りと感知できる差が出ていたと思います。ざらつきが少なくなったように感じました。)

これでまた少し音質的な改善はできたものの相変わらず音飛びが発生します。
続いて、ソフト側の設定を見直しました。
バッファの値を弄ってみましたが、効果なし、出力にWasapiの2つのモード及びDSを使用しても改善なし。タスクマネージャーから優先度を高にしても改善なし。

いろいろ調べているうちに、再生するファイル自体を全て再生前にメモリにコピーしておくという項目を見つけました。
また、その周辺の項目も怪しいので調べてみました。
設定はこちらを参考にしました。
上記サイトのように設定していきます。
FoobarのPreferencesを開き、Advancedの中のPlaybackの設定を変更します。
Full file buffering up to (kB)これを1000000にしておきます。
High worker process priorityにチェック
Use MMCSSにチェック
MMCSS modeをPro Audio
Hardware buffer in MS event modeは500にするように書いてありますが、HUD-MX1では再生が始まりませんでした。
適当に200程度まで下げたら再生できました。(256まで行けたのでそのように設定しました。)


これで更に音質的な改善も感じられました。空間表現が豊かになり、また、音場が広がったように感じました。

この設定にすることでFoobarを優先的に動作させることが可能になるようです。
今のところ音飛びは発生していません。

最後に環境のまとめです
H81M-P33 Pentium G3258 HUD-MX1 Windows7 64bit Foobar2000 v1.3.2
音飛びの問題が無くても音質的な改善が見られうと思うので興味のある方はやってみてください。
ただし、Wikiによると
OSがらみのバグがあるので、常用はあまり勧めないとしている。
となっているので、自己責任でお願いします。

WAVやAIFFはもちろんとしてMP3を再生しても今までとは違って快適に聞こえる…気がします。
音飛び直って気分がいいからかもしれませんが…

追記 ひと通りの設定をした結果Visualisationsがカクカクで仕方ないので非表示にしました。

1 件のコメント:

  1. ご指定値で設定可能なものに変更。良くなりました。有難う。
    変更箇所
     Full file buffering up to (kB)これを1000000にしておきます。
     Use MMCSSにチェック

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