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2017年2月23日木曜日

Lenovo Yoga Book with Windowsのドライバーについて

Yogabookのドライバが欲しい方は最初は読み飛ばしてください。

発売日に予約購入をしたYogabook with Windowsなのですが、ふとした気の迷いでAndroid版も発売されているのだからAndroidをインストールしてデュアルブートできないかな?なんて考えてしまい、色々試している途中でうっかりリカバリ領域を削除してしまいました。変なことする前には必ずバックアップを取りましょう。
さて、結論から言うとYogabook with WindowsにAndroidもしくはRemix OSをインストールすることは不可能、もしくは実用的ではないです。
まずひとつ目の理由として、本機のデフォルトの画面の向きが縦長である点です。そのため、Androidのインストールを試行しても正常に画面が描画されず、その先に進むことができません。(ここで適当にエンター等を押してしまいリカバリ領域が消し飛びましたw)
解決方法はMicro HDMIから外部のモニタに出力するという方法です。これによりインストール自体は完了しましたが、「ようこそ」と表示されて以降に進むことができず、再起動の繰り返しとなってしまいました。
二つ目の理由として、キーボード及タッチパッドが使用できないという点です。上記と同様の方法でRemix OSのインストール、そしてWindowsとのデュアルブートはできましたが、そもそもどちらをブートさせるかの選択をする時点で外部のキーボードを用いないと選択が不可能です。非常に不便です。また、Remix OSを起動させても、画面の向き、表示される大きさ、タッチした位置と実際に反応する場所が大きくずれていて全く使い物にまりません。

さて、Androidを諦めたのでWindowsをクリーンインストールしましょう。
公式サイトにあるドライバーを全て適用しました。一見不明なデバイスはなくなりましたが、幾つかの動作がおかしくなってしまいました。
まずはキーボード側の右上のPenボタンが点滅をしていて、Real penを使用したモードとの切り替えができなくなっている点、2つめは画面を閉じてスリープに移行しない点。三つ目はHaloキーボードから音及びバイブレーションがしない点です。この機能はオフにして使用していたのであまり関係ありませんでしたが、完全にもとに戻っていないのは気分が悪いので改善しようと思いました。


ドライバ導入に関して
(※ただし自己責任で)

さて、肝心の不足分のドライバはどこにあるのか探した結果こちらにありました。
三番目のリンクからGoogle Driveに飛んでそこからダウンロードすれば完了です。ダウンロードしたら15個のファイルが有るので全て解凍し、USBメモリ等を使って本機のデスクトップ上に移動します。
説明にある通りIntell Cherry trailのドライバーからインストールしましょう。(以降の説明はドライバの含まれたフォルダを置いた場所によって異なります。)
まず管理者権限のあるコマンドプロンプトを開きます。
cd C:\Users\ユーザー名\Desktop\Yoga Factory Drivers\Drivers factory\Intel Cherry Trail Drivers
と入力もしくはコピペをしてエンターを押します。
つづいて、startmoduleと入力してエンターを押し、ドライバのインストールを開始します。少し時間がかかるので再び
C:\Users\ユーザー名\Desktop\Yoga Factory Drivers\Drivers factory\Intel Cherry Trail Drivers>
と表示されるまで待ちます。
以降は同様にして残り14のフォルダをそれぞれ指定し、startmoduleを実行してください。
ただし、この中でImmersion DRV2604 Vibrator Driverだけはエラーが出ました。
必要なファイルが見つかりませんと言うようなエラーの内容なので、フォルダ内にあるstartmodule.cmdを編集します。

rem =================prepare files for service============================
copy /y %~dp0vcruntime140.dll %windir%\system32\
copy /y %~dp0touchsensed.exe %windir%\system32\
copy /y %~dp0touchsense.dll %windir%\system32\
mkdir %windir%\System32\touchsensed\
copy /y %~dp0license.param %windir%\System32\touchsensed\
copy /y %~dp0tuning.param %windir%\System32\touchsensed\

if "%errorlevel%" neq "0"  goto ErrExit

上記の部分を削除して上書き保存をします。
続いてImmersion DRV2604 Vibrator Driverフォルダ内にあるtouchsense.dll、touchsensed.exe、vcruntime140.dllの3つのファイルをC:\Windows\System32\にコピーします。また、license.param、tuning.paramの2つをC:\Windows\System32\touchsensed\フォルダ内にコピーします。
これらを完了させた後に再びstartmoduleを実行することでインストールすることが可能になります。

リアルペンのドライバ、キーボードのバイブレーターのドライバーは公式サイトからダウンロードすることができないのでクリーンインストール時にはこの方法を使うしかありません。海外メーカー製PCは国内メーカーと違いドライバーを全て公開しているイメージだっただけに少し残念でした。

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