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2017年1月19日木曜日

Desk mini 110 ASRock H110M-STXにPT3を搭載してみた話

久々の更新となります。
タイトルの通りですが155x155x80mmの筐体にPT3を搭載してみました。小型な録画PCとしての運用を考えて作りました。
注意点としてはCPUクーラーの換装が必要であることと、SSD用のM.2スロットが使用できなくなる点、そしてPT3は現在中古購入しかできない点です。
まず、PT3を搭載すると言ってもMini ITXとは異なりH110M-STXにはPCIeのスロットはありません。今回代わりにM.2からPCIeに変換する基盤を使用し、さらにライザーケーブルで延長することでこの部分を解決しました。PT3は3.3V駆動し、消費電力もM.2 SSDとさほど変わらないため補助電源の供給は不要です。
ケースを横置きにした時の天板部分にPT3を取り付け、ケースに空いた穴の位置が合いそうな場所を選んでねじ止めします。ライザーケーブルはそのままでは取り回しが悪いため数本ずつに割いて使います。今回使用したCPUクーラーは岡谷エレクトロニクス製のOFH-A7122EPです。PT3搭載のためのスペース確保のためできるだけ全高の低いファンが必要かつバックプレートのスペース的な余裕がわからないためプッシュピンタイプであること、そしてファンがヒートシンクよりも低く、内側にあることでライザーケーブルとの干渉が防げることから選びました。
特にケース本体に加工はしていませんがフロントピンヘッダへのケーブルをケース内で引っ掛けていたものがテレビ線と当たるため、外しました。
結果として恐らくNUCからケース外へ配線して搭載する方法や、Mini-ITXを使用するよりもコンパクトかつ収まり良くできたのではないかと思います。
自称最小のPT3搭載録画機としておきたいと思います。
カードリーダーの内蔵はまたそのうち考えるかもしれません。基盤自体がかなり小型な物もあるのでUSBヘッダとの接続をうまく考えればできるかもしれないとは思っています。(空間的な余裕があるかは不明)