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2014年4月15日火曜日

TEAC A-H01 プリメインアンプ レビュー

4月に入り、消費税が8%になりましたね。
私は3月30日に増税前最後のお買い物としてTEAC A-H01を購入しました。

2週間ほど使用してみたのでレビューをしてみたいと思います。

多機能なプリメインアンプとしては最安値であるこの製品ですが、用途がはっきりしているなら問題無いと思います。
まず、入力系統が大型のものの半分程度しかないため多くの機器の接続には向かないと思います。
自分はテレビから光接続、PCからUSB接続の2つのみの利用なので問題ありませんでした。



続いて出力です。
出力は1系統のみで切替はできません。
この点も自分は問題ありませんでした。

この製品にはリモコンが付属していますが、電源のON,OFFの操作ができないので注意が必要です。
音量調節、入力系統の切り替えは可能です。
その他、公式サイトよりダウンロード可能な音楽再生ソフトの操作は可能です。


それでは実際に使用してみての感想です。
※PCからUSB接続する場合は予め公式サイトよりドライバをダウンロードし、インストールしておいてください。
使用したスピーカーは家に余っていたコンポに付属していたSONY製のスピーカーです。

プリメインアンプは初めての購入のため、よくわかりませんが、音は問題なく鳴りました。
8Ωのスピーカを使用しましたが音量も十分に取れました。

続いて音質ですが、この点は比較する対象が無いため難しいですが、後述するヘッドホン出力においての比較と同様に気持ち低音が多めで安定した音であるように感じました。

6.3φのジャックにヘッドホンを接続することで、自動的にスピーカー出力からヘッドホン出力に切り替わります。
Ultrasone HFI-580を使用してHUD-MX1と比較を行いました。
①PCからUSB接続でMX1を使用
②PCからUSB接続でA-H01を使用
③PCからUSB接続でMX1、その後光接続でA-H01に接続
※③は接続できたからやってみただけです。

①一番クリアかつ聴きやすい音。高音低音共に適度な量
②低音がかなり多め。解像度は劣るが、迫力はある。
③非常に派手な音。②に近い印象で低音は多い。

主にスピーカーを接続しての使用を想定していると思われるので参考程度として捉えますが、迫力があり、かつ低音が多めである傾向はスピーカー出力の方でも感じられるものではありました。

テレビ内蔵されているスピーカーやライン出力よりは音質的な改善が感じられました。


ここからは余談です。
テレビが対応している音声出力が、光とRCAの2通りあり、その音質の比較も行ってみました。
光入力の場合はデジタル信号、RCAの場合はアナログ信号のため、A-H01内のDACを使用するかしないかの違いが生じるのではないかと考えました。
しかし、A-H01内蔵アンプの影響が大きいようで、顕著な差は感じられませんでしたが、光接続の方が確実に音は良かったです。
RCA接続の場合は多少ぼやけるように聞こえました。

実は最初、テレビとの光デジタルケーブルを使用した接続において音が出ない問題が発生しました。
テレビ側の音声出力の設定で、音がなるような設定に変更することで解決しました。
自分はよくわからなかったので設定出来る項目を順番に試していきました。

もう一つ、PS3との接続をする場合です。
PS3から直接光接続をする場合は特に問題ありません(PS3側で音声出力設定の変更が必要)が、HDMI経由でテレビに接続し、そこから光デジタル接続でA-H01に接続した場合、PS3側のデフォルトの設定では正常に音声が鳴りませんでした。
どういうことかというと、PS3側で5.1ch出力を許可していると、TVはそのままA-H01側に5.1chの信号を送ってしまうようで、実際には2chのスピーカーやヘッドホンを使用しているため音声のバランスがおかしくなってしまうのです。
これを回避するためには、PS3側で自動設定ではなく手動で5.1ch出力のチェックを外してやればいいです。
これで正常に2chで音声が再生されるようになりました。

最後に、ではPS3から直接光接続をした場合とHDMI経由でTVを通してから光接続をした場合の音質の違いの比較です。
上記の様子からしておそらくテレビ側はデジタルで入力されてデジタルで出力する信号には特に影響を与えないことが考えられます。
余計なものを経由しないほうがいいかもしれませんが、正直違いはわかりませんでした。



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