ブログタイトルとURLを変更しました。
言ってることが時間とともに変化しているのは勘弁して下さい。また、ブログの内容は全て個人の感想です。

2014年7月23日水曜日

COBYヘッドホンCV500購入レビュー、銀線リケーブルの効果

秋葉原にて税込み998円で販売されていたCV500というハンズフリー対応ヘッドホンを購入しました。
(銀線リケーブルの効果は最後に書いてあります。)
7/28追記50時間エージング後の変化

まずは機能や外観についてです。

iPhone等で使用可能なボタンがケーブルの途中にあり、
1回押すと再生、一時停止
2回素早く押すと次の曲
3回素早く押すと曲の先頭に移動、前の曲に移動
長押しで音声コントロールが出来ました。

デザインは普通に良い感じに思われました。
HFI-580と比較すると当然側圧は弱いものの日常使用では問題ない程度だと思います。
(HFI-580は一般的なヘッドホンと比べ非常に側圧が強いです。)
また、重量は軽めでいいと思いました。
しかしながら、折りたたみができないため持ち運びには不便だと思います。
デザイン性がありながら持ち出しにくいという状態なので少し残念です。



次に、何も手を加えない状態での音質についてです。
ソフトはFoobar2000を使用し、PC---HUD-MX1---NIP-01---ヘッドホン
という構成です。
PCとアンプ間はアンプ付属のケーブル、その他は銀線での接続です。


CV500の音質は決して良いと言えるものではありません。
ドンシャリではなくかまぼこの鳴り方をします。
中音域が強く、ボーカルがぼやけながら、やたら大きな音で鳴ります。
その他の音域は目立つ点が無いので特に言うことがありません。
音場はかなり狭く、中音域だけが重心が低めに鳴る印象です。
音像はぼやけていて、頭の中で鳴っているように感じます。

追記


50時間エージング後
ダメ元でしたが、50時間ほどエージングを行ってみました。
だいぶ中域の主張がおとなしくなって、低域も出るようになったと思います。
音場も多少広く感じるようになりました。
相変わらず音に精細さはありませんが、最初の状態よりはかなりマシになりました。
やはりエージングも効果があるようです…

それからHFI-580と比較すると多少音量が取りにくいです。





では、なぜこのヘッドホンを買ったのか。それは構造の確認とリケーブルの効果の確認がしたかったからです。

内部の配線の交換とリケーブル可能なようにジャックを取り付けます。
リケーブルの詳細はこちらです
内部の配線はiPhone5に付属していた断線したケーブルの中身の線です。



注意点としては

段階調節の部分の金具は写真のようになっています。
多少上下に余裕がありますが、本体上よりに取り付けます。そうしないと段階調節が非常に硬くなってしまいます。

イヤーパッドは一般的なヘッドホンと異なり、ドライバーをハウジングにはめ込む前に取り付けないといけません。

ヘッドパッドは普通に剥がしていけば外せます。

さて、これに先ほど紹介したリケーブルを装着して音がどう変わったかです。
(環境は先程と同じ)
全体として全てが良い方向になりました。
音場はかなり広くなり、中域の過剰な主張もおとなしくなり、聴きやすくなりました。
また、キレが良くなったためぼやけていた感じも改善されました。
しかし、多少のぼやけと少しモヤモヤとした雰囲気は残っていました。
また、やはり定位は変わりませんでした。

同じケーブルを使用したHFI-580と比較を行いましたが、全く勝負になりませんでした。
やはり1000円を切る価格ではどうしようもないようです。


これら二本のヘッドホンを銅線から銀線にリケーブルをしてわかったことは。
①銀線のほうが音場が広い
②銀線のほうがジャリつきが少なくきれいな音
(シャンシャンと鳴る部分で顕著)
③銅線の方が特に低音域で太い音が出せるが、その分ぼやけて聞こえる。

という違いが確実に存在していることです。
(もちろんあくまで私の主観によるものです。)
当然好みによる違いがあると思いますが、自分は銀線の方が好みです。
しかしながら、世間では高音質を謳うもので無酸素銅線を使用したものが多く見られます。もしかしたら自分の感性が少し変なのかもしれません。
過去にいくつかの市販の銅線を使用したケーブルで音質の比較を行ったことがあり、その際に同じ銅であっても音に多少の差があることはわかっています。



0 件のコメント:

コメントを投稿