FlexScan EV2480を購入して1か月程度使用したのでレビュー
この製品の最大の特徴はType-C接続により、画面出力はもちろんUSBポートを4つ(USB3.1 Gen1)追加で接続可能になる点と、PD給電対応です。
それ以外は至って普通の24インチのフルHD解像度のモニターで、EIZOの他の製品と同様にチルト可能なスタンドもついています。
利用シーン
テレワーク後と出社日朝に毎回複数のケーブルを抜き差しするわずらわしさから解放される画期的な製品です。
ノートPC本体への接続はType-Cケーブル1本のみで済むため非常に簡単です。
下面のHDMIポートを除き、すべてのポートを使用しています。
USB4ポートはマウス、キーボード、WEBカメラ、USBドングルに接続しています。
(DPは別PCと接続)
また、付属のType-Cケーブルも2mあるので、長さに困ることはありません。
他機種との比較
EV2480はモニターからPCへのPD給電とUSBハブ機能を併せ持っています。
EV2450などの従来機種は、PC側のUSB-AとモニターのUSB-Bポートを接続し、USBを2ポート利用可能(実質1ポート拡張)という状況だったため、格段に便利になったといえます。
ドッキングステーションとの比較
ノートPCの拡張方法としては、PD給電+USBハブ+HDMI出力を備えたドッキングステーションを買うという選択肢もありますが、個人的にはモニターごと買い替えたほうがよりスマートだと思います。
まともなドッキングステーションを買おうとするとAmazonでも7,000円程度します。
もちろん、USBが3ポートでよければ3,000円程度からありますし、EV2480には有線LANやSDカードリーダーはついていないのでドッキングステーションのほうが便利な場面もあります。
4ポートUSBハブやPD給電機能に価値を見いだせれば、実勢売価38,000円から差し引いて、モニター部分が実質3万円前半となります。
この値段でEIZO品質のモニターが手に入るということであれば、十分に検討する価値があると思います。
余談
やる人はいないと思いますが、DP Alt Mode非対応のデバイスにType-C接続をすると映像出力なしで、単なるUSBハブとしては利用できました。
あとはNintendo Switchを未所持のため検証していませんが、Type-Cと接続で画面出力できれば便利かなとも思いました。(追記未定?)
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