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2015年3月26日木曜日

Ultrasone Signature DJ購入レビュー

Ultrasone Signature DJ購入レビュー

ついに念願のsignature DJを手に入れました!!
友人から譲ってもらいました。
念願のというのも、もともといつかは欲しいなと思っていたからです
ヘッドホンに興味を持って約二年ですが思ったより早く達成できてしまいました……

ハウジング部分は同じ形状です。多少材質が異なるように感じます。


もともと複数回試聴もしてあったので、その音が気に入っていることは間違いありませんでした。
Ultrasoneのヘッドホンは全体的にどれも音の抜けが良くて好きですが、数万円するクラスのものからは、更に高音が滑らかになるのでとても良いです。過去に所有していたPRO-2900でも同様でした。
もともと使っていたHFI-580もとても良いですがやはり高音の解像度や綺麗さは今ひとつなところがありました。

このsignatureにはDJとProの二種類がありますが、自分はDJの方が好みでした。
Ultrasoneらしい音だと思います。
初めて買ったヘッドホンがUltrasoneだった僕はすっかり虜になってしまいました。
価格的には値上げが続いており、editionシリーズに続く新品6桁の値段がついています。なかなか手が出しにくいものではありますが、満足いくものであることは間違いなさそうです。
今回は幸い友人が安く譲ってくれたので助かりました。

念願のヘッドホンが手に入ったことで前置きが長くなってしまいましたが、ここからはレビューをしていきたいと思います。

iPhone6直差しでも問題なく駆動させることはできます。ポータブルとしても問題なく使えそうです。(もちろんアンプがあったほうがより良い音で鳴ります。)
HFI-580を使ってきたので大きさや形はほぼ同じなので違和感は全くありませんでした。側圧は中古のせいなのかほとんど気になりません。HFI-580の新品時のようなきつさはありません。快適に使えそうです。
遮音性は普通くらいだと思います。

音質に関してです。
Signature DJに3.5ミニの方の純正ケーブルを接続したもの、
比較対象はHFI-580Mod(銀単線リケーブル仕様)です。
新品での価格差は7倍程度ありまが、比較対象にしました。
見た目はほとんど同じです。頭のところのパーツが異なるだけで構造は同じように見えます。

580を選んだ理由としては、もちろん所持しているということも大きいですが、それ以上に580が優秀ということです。
比較対象としては十分な能力を備えています。

全体の傾向としてはほとんど変わりません。完全に580の上位互換です。
大きく異なる点は高音の滑らかさと余裕です。
580では銀線を使うことでかなり改善された点でもありますが、それでもやはり少し粗さが出てしまっていました。
純正ケーブルの状態でも、この点は圧倒的にSignature DJに分があります。
(銀線でのリケーブルも作成予定)

傾向としてははEdition8やPerformance800シリーズと異なり、Ultrasoneの中ではおとなしい部類に入ると思います。
HFI-580よりも全体的に滑らかさ出たため、おとなしく感じます。
音量を大きくしても不快にならないので、非常に綺麗に音がまとまっていることがわかります。
一方の580は元気のある音でその良さはSignature DJにはない点なので、ひとつのオリジナリティだと言えそうです。
使い分けをしても面白い2つだと思いました。

先ほど完全な上位互換と言いましたが、音場と言い定位と言い、低音や高音の量感の傾向などほとんど同じように感じます。しかし決定的に解像度が異なるので不思議です。ここが値段の差なのでしょう。

環境はPCからHUD-MX1経由で使用したソフトはFoobar2000そして、Wasapi利用です。

気になる点としては、音質とは全く関係ありませんが、ハウジングが白いため汚れやすそうということです。
うまく清掃する方法を探したいものです。
経年劣化であれば仕方ないですが…

先ほど外見上の似ている点、また、音の傾向の似ている点があることに言及しましたが、本体を開けてみたところ、イヤーパッドを外した状態は全く同じ、そしてドライバも外見上の違いがありませんでした。
全く同じ


 ネットワーク基板は異なるようです。


上の方の6つの穴を塞いでいる紙の質が異なる以外は同じです。


しかし、検索したところ、Signature DJに使われている方はHFI-580に使われているもの進化版ということでした。
ヘッドホンの構造はほとんど同じなので、ドライバだけ交換すれば容易に高音質化が図れます。
しかし、残念ながらSignature用のドライバを見つけることはできませんでした。その他の機種向けのドライバ部分のみの販売は見つけることができただけに残念です。

あまり値段を気にしても仕方ないですが、ドライバ以外の部分がほとんど同じなので、差額から考えるにドライバ1個で数万円するという計算になってしまいます…
逆に言えば安い機種でも高い機種と同等の設計といえるのでしょうか…
その辺は考え方次第でしょう。

ドライバが進化版ということがわかって、上位互換という感想を持った理由判明してよかったです。
15,000円で買えるヘッドホンの直接の上位互換が10万円超えというのも不思議な話ですがこれでいいようです。


中古品ということで、若干外装に黄ばみも出ているので、もうこの際外観は気にせず、外でも使っていきたいとおもいました。

iPhone6直刺しでも十分いい音ですが、できたらアンプが欲しいですね。
視聴した限りではデジタル接続のできるアンプで4万円以上のクラスのもの、アナログ接続のものでは2万円後半くらいのクラスのもの、もしくは2万円そこそこのヘッドホンコンディショナーを利用すると言った改善策がありそうです。
しかしヘッドホン本体を買ってしまったため資金が無い、また利便性から考えて外付けのアンプを利用したくないので、AKシリーズ等の単体のDAPも視野に入れながら探して行きたいと思います。


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