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2014年12月3日水曜日

Socket P、Socket 478とかその辺のメモ

備忘録的に調べたことをまとめます。
うちにdynabook Satellite PXW/55KW PAPW55KLG10Wがあります。
これに現在はCeleron 900が搭載されています。
そこで今回コレのCPU換装を考えてみました。



情報が少ないですが、他機種でCeleron 900からCore2Duo T8300への換装成功例も上がっています。
価格コムを見たところ見慣れない文字があったので調べてみました。
Celeron900の場合はSLGLQ
C2D T8300のヤフオクに出品されているものの場合はSLAYQ
この英語5文字はどうやらs-Specという識別記号のようです。
intelのこのページから詳細を検索することができます。

Wikipediaのモバイル用C2Dの項目を見ると、ソケットの種類が2つ書かれているのはこれが理由です。
同一のプロセッサナンバーでもソケットの異なるものが製造されているからのようです。

一度ここで整理をします。
WikipedeiによるとCeleron 900はSocket Pです。また、T8300はSocket PとBGA479となっています。
つまり、換装する際はT8300のSocket Pのものを使わなければならないということです。

一方先ほどのINTELのページで調べたところT8300のSLAYQはPGA478となっています。
しかしこれはSocket478とは異なります。どうやらSocket478というのは更に前の時代のデスクトップ向けのソケットのようです。(PPGA478)
けれでも、例えば本来Socket MであるT5300で調べてみたところ同じくPPGA478と出てしまいました。

WikipediaのSocket Mの項目を見てみると、古いモバイル向けSocket479と古いデスクトップ向けのSocket478と新しいSocket Pとの互換性は無いということでした。

いづれも478ピンしか使用していないということでこのような表記のようです。
INTELのサイトにおいての対応ソケットとは使用しているピンの数ということ?のようです。
PGA478とかPPGA478とかPBGA479などがあるのでよくわかりませんが…
Intelのサイトはあくまでs-Specの確認、判別に用いるようにしておいたほうがいいと思いました。

まとめ
Socket 478はより古いデスクトップ用
Socket 479はPentium M/Celeron Mモバイルプロセッサ用(Pentium M世代)
Socket Mは2006年頃~
Socket Pは2007年頃~

それぞれソケット形状によってははまるかも知れないが、互いに互換性なし。
ノートPCのCPU換装をする場合はWikipedeiaを参考にソケット(絶対)、FSB、TDP(一応)の一致を確認
その後、ソケットが複数ある場合はそのs-Specを先述のINTELのサイトにて検索をする。
その際表示される検索結果はSocket PやSocket Mの場合PPGA478と表記されています。(とりあえず479ではない方)

Socket MとPの両方が出ている製品はないようなので混乱はないでしょう。
Socket Mと479、もしくはPと479という組み合わせなのでどんなs-Specを持つCPUが必要なのかは判別可能です。


ちなみに、各プロセッサのs-SpecはARKメニューから検索した結果の右側の欄にある
製品仕様変更通知 (PCN)/材料宣言データシート (MDDS) 情報
に書かれている5つの英文字です。

全てにおいてネット上の情報からまとめ、及び推察したものなので本当かどうかわかりません。ごめんなさい。
デスクトップ用LGAと異なり、色々と複雑なのだということは確かです。
Celeron900からT8300に換装したらまた記事を書きたいと思います。
BIOSが対応していてちゃんと動作してくれるといいな…

追記
秋葉原にてT8100が入手できたので換装しました。
詳細はこちら

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