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2017年8月4日金曜日

GPD Pocket 購入レビュー

タイトル通りです。
半年待ちでようやく今日届きました。自分はIGGでクラウドファンディング経由での申し込みをしていたのですが、どうやらほかの通販サイトでも購入可能でそちらのほうが早く届いていたもようです。まあでもそれらよりもかなり安価に入手出来ているのでそして結果って気に問題ないものが届いているのでよしとしたいと思います。
トラッキングナンバーは結局中国国内のまま自宅に届きました。



さて、各所にて外観やらスペックやらのレビューはあるもののあまり有益な情報がなく、届くまでいろいろと楽しみな点がおおくありました。
とはいえスペック的にはYogaBookのAtomと大差ないことは想像していました。
その点はほぼ予想通りといえそうです。多少のもっさり感は否めません。しかし、動画の再生やブラウジングでは特に問題ないように感じました。
CPU温度に関しては基本的に高い値を示しているように感じます。この記事を打つ程度であれば50度程度に収まっていますが、動画再生等をするとすぐに70度程度まで上昇します。
本体のファンは気になるような音が出るようなものではなくそれなりに静かであると言えそうです(そこまでの冷却効果もないようですが)
トラックパッドに関しては自分がThinkPad系統を使ったことがないため初めての体験になりましたが、案外普通に使えました。もちろんマウスがあった方が便利ですが無くてもなんとかなりそうです。
ただし、デフォルトの175%表示での利用の場合は平気ですが、100%表示に戻して使おうとするとマウスがないと少し厳しい部分があるとおもいます。

各所で言われているようにキーボードは慣れれば平気だと自分も感じました。
しかしそれではあまりに漠然としているので、寿司打でタイピングを計測してみました。
もともとタイピングは早くないのですが、結果を書いていきます。
GPD Poccketで平均タイプ数が毎秒3.9から4.0、Cherry MXピンク軸のキーボード使用で4.2から4.3となりました。最大で一割程度の速度差が出ていそうな結果にはなりましたが十分実用の範囲内でありそうです。
打鍵音は静かさはあまりなく、一般的なノートパソコン用と同等程度か少し静か程度の音はしそうです。ゆっくりと打てばそれなりに静かに打鍵することも可能です。

本体の重さは510gで適当に購入したポーチとACアダプタ、ケーブルのすべてを合わせてちょうど700gでした。これにマウスを加えても800g以内にはすべて必要なものが揃う形での運用が可能だと思います。
また、付属している画面保護シートは非常に寸法がギリギリに設定されているようで貼るのは難しかったです。かなり気泡が入ってしまったのですが数時間放置していたら数個程度にまで減ったので失敗したなと思ってもしばらくそのままにしておいたほうがいいかもしれません。

続いては本来の用途では無いですがゲームができるかについて試してみたいと思います。
まずはMinecraftから試してみます。MODなしバニラ状態で1280x720くらいの解像度でおおむね30FPS前後と言った感じです。これはYogabookのときよりもわずかに快適なように感じました。Yogabookに搭載されているx5 Z8550がIntel HD Graphics 400であるのに対しx7 Z8750では405が搭載されている微妙な違いの影響かもしれません。
クロック回路や大量の動物等を飼育しなければ、またはMODを入れずにプレイするぶんにはなんとかなりそうです。
お次はGTA Vです。流石に重いだろうと予想していましたがその通りでした。全て最低設定にした上で、最低解像度でもベンチマークで最小8FPS台をマークし、概ね平均で10FPS前半という感じでした。強引にプレイは可能かもしれませんが、ストレスが溜まりそうな気がするのでおすすめではないです。流石にAtomのオンボードにさせる仕事ではありませんでした。
続いてはSF2を起動させてみました。結論から言うとなんとかプレイは可能です。こちらはYogabook使用時には全くプレイできないレベルであったのに対し、なんとかプレイ可能なレベルで動作しました。とは言え画面が小さいので不向きではありそうです。
もちろんこの程度の性能があれば艦これ等のブラウザゲームであれば問題なく動作すると思います。
同じAtomとは言えx5シリーズとx7シリーズでは多少の性能差があることも実際に見て取れました。性能が高くないからこそこの少しの差ができることの差に直結しやすいのかと思います。

一つ気になった点としては、充電時に電源をオフにしていても必ずファンが回り出す点です。恐らく仕様ですし、気になるような音の大きさでもないので気にしないことにします。

また、両手で持って親指で入力することも可能な大きさなので、横になりながらでも使うことが可能です。それなりの性能と46,000円程度で入手できたことを考えればとても楽しいガジェットだなと思います。
今後は小型のマウスを購入して合わせて持ち運んで行きたいなと思います。

UEFI(BIOS)は写真のような感じとなっており、特に設定変更できそうな項目は見当たりませんでした。

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