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2016年9月27日火曜日

AsRock DeskMini 110 Pentium G4500搭載コンパクトPC自作

久々の更新となります。
前回の更新からCPUの換装グラボのアップグレード、スピーカーの購入等ありましたがまずはこの新規サブ機の自作についてから書いていきたいと思います。

最近新たに登場したMini-ITXよりも小型なMini-STXを採用したマザーボードであるAsRock H110-STXを搭載しています。
詳細は公式サイトに十分紹介されているのでここでは割愛します。
http://www.asrock.com/nettop/Intel/Deskmini%20110%20Series/index.jp.asp#Gallery



まずこのサブ機を組んだ意図としては、安価にモニタへ4k60p出力をしつつ静音で組むというものでした。その為Pentium G4500を選択しました。
Skylake世代のCeleron以上のプロセサであればDisplayport接続を使用すれば4k60pでの出力がオンボードで可能です。(HDMI接続では不可能)
ここでDPポートを搭載したマザーボードが必要になるのですが実は安価なものではあまり存在しません。
ここでケースに加え120W ACアダプタも付属したDeskminiであれば17,000円しないくらいでメモリ、CPU、OS以外が揃ってしまいます。

16GB以上のRAMにCore i3以上がメーカーの推奨する4k出力の指標ではありますが、そこまでの必要があるとは思えず8GBメモリ1枚にPentiumという構成にしました。





5インチベイに入ってしまいそうな小型なPCが完成しました。
2.5インチのHDDもしくはSSDが2台マザーボード裏側に搭載できます。
専用のケーブルが二本付属しています。

さて、ここからは実際の使用感について書いていきます。
第一の目的であったDPによる4k60p出力は難なく成功しました。
多少の動作の遅さはおそらくHDDによるものだと思うのでいずれSSDへの換装をしたいと思っています。
続いて録画した地デジTSファイルの再生です。
ATI Mpegencで、レンダラをEVRでは重くて全画面再生は厳しい状態でしたが、レンダラをVMP9にしたところ問題なく全画面再生が可能になりました。
せっかくの4kモニタなので、4kコンテンツの再生はどうでしょうか。
Youtube 4kと検索して出て来るこちらの動画を再生してみました。
Chromeだと1440pは再生できるものの、4kでは時折カクつき、コマ落ちも頻発します。
このときCPU使用率は100%近くに張り付いていて性能不足を感じます。
EDGEに変えてみたところ負荷も低減し、問題なく4k再生が可能でした。
このあたりはブラウザの再生支援あたりの設定によるものなのかもしれません。

また、ローカルに保存した4k動画についても同様でVLC Media playerで全画面再生時にカクつくのに対し、Windows10デフォルトの映画&テレビから再生すればコマ落ちもなくスムーズに再生可能でした。

Windows純正の機能を利用することでG4500でも快適に4k出力及び再生が可能だということがわかりました。

ついでに期待はしていませんがゲームの起動についてです。
当然4k解像度でプレイできるわけないので、最低設定でどこまで頑張れるか見ていきます。
640x480解像度、最低設定でなんとかプレイできるかというレベル
1280x720ではカクついてプレイに支障が出ました。

ゲームをせず特に画質等にこだわることなく4k60p出力及び4k動画視聴が目的であればこの構成はちょうどいいと考えられます。
ただ、拡張性を見ると、M.2がWifi用とSSD用に各1づつとSATA2つなのでボード類の増設は難しい状態です。
リテールのファンで静かに動作するので、AV視聴用に最適です。

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