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言ってることが時間とともに変化しているのは勘弁して下さい。また、ブログの内容は全て個人の感想です。

2015年5月18日月曜日

2015ヘッドホン祭りに行ってきました

5/17日に中野サンプラザにて開催されたヘッドホン祭りに行ってきました。
今回はDAPを中心に試聴してきました。
試聴に使用したヘッドホンは全てULTRSONEのSigneture DJです。

今回の目的は、アンプを持ち歩くとかさばって不便なので、できるだけ良い音をDAP単体で済ませようということです。

※事前に下調べやレビュー等は一切見ていないのでネット上でよく言われている感想と異なるかもしれませんが、あくまで先入観をなくしたレビューのためその辺はご理解ください。

試聴という短い時間での感想なので自信はありませんが、メモ書き程度に残しておこうと思います。




まずは、先日発表されたAK jrです。
友人のAK100Ⅱと比較してみました。
AK100ⅡはシングルDACということで、AK120Ⅱに対して多少音の滑らかさで不利なあります。
AK jrはそのAK100Ⅱの更に廉価版という感じで、音の傾向に変化は無いものの、音のまとまりが悪く、多少ジャリ付く感じが出ています。ある意味元気がある言うこともできますが・・・

操作感に関してはAK100Ⅱと比較して動作が軽いようで、大容量のSDカードを入れてもすぐにフォルダからの再生ができました。
一方で良い点もあります。持ってみて感じたのはその軽さです。薄くて軽いのでちょうどスマートフォンに近いような感覚で持ち運べそうです。


続いてはQuestyleというメーカーのQP1Rというプレーヤーです。

価格は12万円ほどのようです。
音はかなりなめらかな傾向だと思いました。特徴は少なく、無難にきれいな音を鳴らしてくれている感じがしました。
割りと大きくて重いですが、音はまあまあ気に入りました。

続いてはFiio X3です。

これは3万5千円ということで、今回視聴した中で最安値でした。
やはり、高価なモデルと比較すると見劣りする部分も多いですが、軽さと操作性の良さがとても良かったです。
音は低音重視で量感多めという感じです。中高音域はまあまあです。可もなく不可もなくでした。
せっかく購入するのであればこの価格帯ではなくより上位の機種がいいなと感じました。

続いてはCowonから新しく発表されたPLENUE Mです。

上位機種のPLENUE P1と比較もしてみました。
どちらも明らかにAKシリーズに対抗したものだと感じました。
すっきりめの音の傾向が似ていると感じました。
まずMの方ですが、高音の綺麗さ重視なのが感じられましたが、AK100Ⅱなどとよりはおとなしいものの多少粗さが出ている面があります。
一方でP1の方はさすがに上位機種だけあって上記の気になる点はほとんどありませんでした。
気になった点としては、多少音場を広くするための効果が聞き始めてすぐの段階で感じられたことです。聞いているうちに慣れ、空間表現が良いように感じました。
MとP1にはそこそこ違いが出ていました。やはり下位機種は廉価版にとどまるようです。

続いてはTEACのHA-P90SDです。

上記のすべてのモデルと異なり、これは明らかに駆動力が異なり、芯の太いしっかりとした力強い音が出ていました。ヘッドホンで試聴していたためかより顕著に感じられました。
綺麗さと言うよりは勢いを重視しているように感じました。確かに多少繊細さや解像度感に欠ける部分は感じましたが、音質に問題があるのかというとそういうわけではなく、安定感のある音で楽しみたいときには適していると感じました。
DAPと言うよりはポータブルアンプに近い感じなので力強さの点では明らかに有利だと言えそうです。
アートワークも出ず、昔のゲーム機かのような文字表示といいちょっと無骨なところもありますが、出力される音に合っているとも言えると思います。

続いてはluxury & precision l5という日本で未発売のDAPです。


海外ではすでに600ドルほどで発売されているようです。
ただ、ファームウェアに問題が多く、操作は最低限と言った感じです。
(マイクロSDXCやExFATへのの対応、スクロールでの曲選択等は今後のファームウェアアップデートで対応予定とのこと)
もう少し操作感がまともになってから日本では発売するようです。
さて、問題点は操作感のみで音質や価格に関しては優れていると感じました。
AK380にも搭載されているAKM4490を1つ搭載しており、(AK380はデュアルDAC)担当者の方もAK380 の廉価版とも言えると言っておられました。
価格的に購入できそうもないAK380の試聴は今回してこなかったので比較できないのが今思えば惜しいですが、luxury & precision l5の音は10万円に満たない価格帯のモデルの中では今回一番良いと感じました。解像度、滑らかさのバランスが良く、かつ駆動力も少し高めのようでヘッドホンでも問題なく鳴らしきれました。
音質に関する感想がこのくらいしか思いつきません…特に言うことなしでした。
(自信は無いですがAK120Ⅱくらいのポテンシャルがあるかもしれません。)
操作感さえどうにかなればかなり優秀なモデルであることでしょう。

日本での発売が決まって店頭に並んだらまたしっかりと聞いてみるつもりです。


今回のまとめとしては、luxury & precision l5がAK jrと同等の価格帯であればluxury & precision l5の方を選びたいということ。また、PLENUE Mも比較対象になると思いますがこの辺はもう好みの粋なのかもしれません。
帰りにヨドバシカメラでSU-AX7を聞いてきましたが、駆動力、解像度ともに完全に好みなのは相変わらずこちらでした。やはりアンプの駆動力というものの大きさを改めて感じました。
しかし、重い、かさばる。電池が持たないと言った不便さも大きいのが事実です。
その辺をどうするかは今後ゆっくり考えていこうと思いました。


さて、ここからは新発表されたイヤホンやヘッドホンを幾つか試聴してきたのでそれについて書こうと思います。

Editiou8 のカーボン仕様です。

ORBとのコラボケーブルを使用して、MACからHUGO経由でハイレゾ音源を視聴しました。
そりゃいい音に決まってます。当たり前でした。
自分が思うにEdition系は再生機器側が優秀でないといい音で鳴ってくれないように感じます。iPhone直挿しなんかではろくなおとが鳴りません。環境を良くすればここまで鳴らせるのかということを実感してきました。
普通のモデルとは外装が違うだけで中身は同じようです。MMCXリケーブル対応。

続いてはFitearから萌音17です。

音は硬い感じで応答が早く、歯切れがいい音でした。
それでいてボーカルは綺麗ですし、低音も十分にあり、勢いもあり、かつ解像度が高く、音場も不自然な感じなく広がっているので好印象でした。

最後にSennheiserのHD630 VBです。
これは中高音域重視でした。低音はかなり少なめで、音場の広さや音の抜け方はとても良かったと感じました。自分の好みとしては物足りなさがありますが、ゼンハイザーらしさのある音のように感じました。

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