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2015年1月27日火曜日

Audio-technica CKR-10購入レビュー

1月頭にCKR-10を友人から譲ってもらうことになり、しばらく使用していました。
今回はその感想を書いていきたいと思います。

試聴して気に入ったため購入したので、ネット上のレビュー等は特に見ていません。おかしな点があるかもしれませんがご容赦ください。
また、比較対象となるイヤホンはShure SE215speしか所持していないです。すみません。

まずは、外観及び装着感です。
自分の耳は少々普通のイヤホンに合いにくく、すぐに外れてしまうことが多いです。そのため、Shure掛けのできる製品でないと安心できず、また、そのような製品であまり好みの音のものが見つからず、ここ二年ほどは新たに購入していませんでした。
しかし、CKR-10の場合コンプライを使用すればかなり安定して装着できました。(サイズはT-400を使用)
ドライバが大きいですが、装着した際にそこまで違和感はありません。
また、ケーブルのタッチノイズはCKR-10の方が大きいです。やはりSHURE掛けの方がタッチノイズが少ないです。安定感に関しても同様のことが言えますが、激しい動きをしない限りCKR-10でも問題ありません。
リケーブルできないのは少し不安ではありますが…

続いては音質に関してです。
まず、私はダイナミック型のドライバを搭載したイヤホンしか今のところ使う気が無い(BA型に好みのものがない)ので、BA型との比較はできません。ごめんなさい。
ということでSE215speとの比較になります。

一言で言うと、SE215と比較して全体的にランクアップした音といえるのではないでしょうか。
当然値段も異なります。その違いの大きさと価格差をどう捉えるかは人それぞれかもしれません。
自分は中古として安く購入できたので、十分に満足しています。

高音の出方が最も差が大きいように思います。215で荒さがあり、かつ強めに表現されていましたが、CKR-10ではそれに対してより滑らかで空間を感じさせる音で鳴ります。強引さが無いのでいいと思います。
ハイハット等のシャキシャキした音に関しても同様で、音の収束が滑らかであると感じました。

ボーカルに関してはそこまで大きな違いは感じませんでしたが、特に女性ボーカルの場合は高音が多用されるのでその場合上記のような違いは感じられました。
また、音場は全体的に少し広めだと思います。

中音域(伴奏の楽器)では、差は大きくないものの多少明瞭に聞こえるようになったように感じました。
低音域(ベース等)では量感が少し減ったかもしれませんが、十分な量で、ボワ付きもなくなったので非常にいいと感じました。

その他の点としては、サ行が刺さるということはありませんでした。

しかし、使用するアンプ及び再生環境で音は完全に別物になります。あくまで私の再生環境での話です。友人の環境の場合はどのイヤホンを使用しても高音がキツく、かなり刺さってきます。完全に好みの差です。CKR-10であってもそのような環境で使用すればまた違った面も見えるかもしれません。
自分の環境はiPhone5直刺しなので言えた立場ではありませんが…

なお、上記の比較レビューはWindows7のPC、再生ソフトはFoobar2000、アンプはHUD-MX1(8920D)、ヘッドホンコンディショナーNIP-01を介して行っています。イヤーピースはどちらもコンプライを使用しています。

1つ気になった点としては、SE215speに比べて音量が取りやすいため、多少ノイズの影響を受けやすいような気がする点です。iPhone直刺しで使用した際にそんな気がするだけです、特に問題ありません。




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