ブログタイトルとURLを変更しました。
言ってることが時間とともに変化しているのは勘弁して下さい。また、ブログの内容は全て個人の感想です。

2018年3月2日金曜日

Abee製 モバイルバッテリーAMB-R100-GM 国内最速(?)レビュー

さて、Abeeの国内公式サイトにも2018年3月2日現在で記載の無いモバイルバッテリーについてレビューしていきたいと思います。
AMB-R100-GMとAMB-R100-REの二色があり、現在のところビックカメラ及びあきばお~での取扱を確認しています。
GMの方は少し緑がかったグレー、REは赤い色でAbee製なので当然きれいなアルミ筐体となっています。
こちらのモバイルバッテリーのスペックは
電池容量 10000mAh
充電回数 約500回(JIS C 8711に基づく)
定格入力 [Micro-B]5V 2A / 9V 2A / 12V 1.5A [USB-C] 5V 3A / 9V2A /12V 1.5A
定格出力 [Micro-B]5V 3A / 9V 2A / 12V 1.5A [USB-C] 5V 3A / 9V2A /12V 1.5A
※Micro-Bでの入力のみ5V2Aとなっています。
本体充電時間 約3時間(3A AC充電器使用時)
動作温度 0~50℃
外形寸法 約70x135x13mm (幅X高さX厚さ)
質量 約220g
付属品 ●USBケーブル[USB-A↔USB Micro-B](約15cm / 充電専用) ●取扱説明書(ハードウェア保証書を含む)



この製品最大の特徴として(Quick Charge 3.0)クイックチャージ3.0に入出力共に完全対応したモバイルバッテリーである点が挙げられます。QC3.0に入出力共に対応している10000mAhのモバイルバッテリーとしてはAnkerのAnker PowerCore+ 10050程度しかなく現状同等の機能をもつモバイルバッテリーは本製品くらいしか見当たりません。Ankerの製品は基本的に黒と白のプラスチック筐体の物しかなく機能性と価格では優位ですが、デザイン面ではイマイチです。しかし、Abeeの新製品であれば綺麗なアルミ筐体で同等の機能を持つものが買えます。(もちろん多少価格は上がりますが)
記事執筆段階ではあきばお~で税抜3500円、ビックカメラでは税抜5980円となっています。Anker製品と200円程度の差はありますが、デザイン性での違いを考えれば妥当な価格であるといえます。

さて、QC3.0に入出力共に対応している点のメリットとして、モバイルバッテリー本体の充電にかかる時間の大幅な短縮が可能である点です。現状ほぼすべてのモバイルバッテリーは入力が5V2Aまでに留まっています。(まれに5V2.4A対応の製品も)
QC3.0対応の製品の場合5Vでも3Aまでと1.5倍の速度での充電が可能です。また、12V1.5Aであれば18Wでの充電が可能なため、5V2Aと比較して最大で1.8倍の速度で充電が完了します。急な持ち出しやコンセントが使用できる時間が短い場合にこの効果が発揮されます。

実際に使用感を確認してみます。(Anker PowerCore Speed 10000 QCと比較して)
まずはiPhone6ですが確認するまでもなく5V1.5Aまでしか対応していないため以前と特に変化はありません。
続いてはZenfone3で確認します(QC対応の端末が無くて申し訳ないです)
こちらも5V1.5Aでの給電を確認できました。
続いてはGPD Pocketです。少々仕様が特殊、またUSB PD対応の製品なのでQCとの互換性はありません。予想の通り5W程度の給電しかすることができませんでした。(フリーソフトを使用して測定しましたが純正のアダプタでもなぜか7W程度の給電しかできていなかったのでなにか間違っているのかもしれません)
※ワットチェッカーで計測したところ純正のアダプタでは26Wほどの値を示していたのでほぼ12V2A給電がされているようです。
モバイルバッテリーからの給電量はあらためてUSBバッテリーチェッカーを使用して計測する必要がありそうです。
モバイルバッテリーからの給電の情報が少なくてごめんなさい。

続いてはモバイルバッテリー本体の充電についてです。
GPD Pocketに付属していたUSB PDアダプタでType Cでの接続での充電でワットチェッカーは15Wを示していました。5V3Aでの充電ができているようです。
これで従来の5V2Aの1.5倍での充電が可能であることは確認できました。
一度空にしてからの充電で、開始一時間でLEDが2灯点灯し、二時間で3灯目が完了しましたが、その後充電完了まで二時間かかりました。
トータルで満充電までは4時間かかるようですが、半分の5000mAhまで1時間で充電できるのであればそれなりに有効活用できそうです。

今後は最大効率である12V1.5A充電のためにQC 3.0充電器の購入を考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿