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2015年8月26日水曜日

iPhone6 の非正規修理店利用時の注意点、自分で修理について(起動しない状態からの水没修理)

①画面修理のお話

iPhone6を購入して一ヶ月経った頃に一度地面に落下させていしまい、それ以降割れたまま使用していたiPhone6をこの度思い立って修理に出してみました。

こちらのサイトにあるSHOWCASEという秋葉原に店舗がある店で交換を依頼しました。
レビューをしてみたいと思います。

交換にかかる費用は12,800円でした。
液晶パネルは純正品ではありませんが、映りに特に変化が生じたようには感じませんでした。
ただし、ホームボタンが多少ちゃちくなったようには感じました。
また、交換前のパネルは下取りに出すそうで、そのため返してもらう事はできません。
他社と比較して割安なのはそれが理由のようです。
パネル返却がしてもらえない点については事前に説明がないので、少し気になるところではあります。

最初は少し心配でしたが、問題なく修理をしていただけました。
もともと目の前で修理を行うのが売りの店なので、預ける際は注意が必要です。
今回は直後に用事があったため預けることになってしまいました。
預ける際に住所氏名等を記入しますが、その控え等がもらえないので、念のためコピーを自分からお願いしたほうがいいと思います。自分はコピーを頂きました。
名前を言えば渡せるようにしていますと言われましたが、このように高価なものに対しての対応としては好ましくないと感じました。
直接目の前での修理を見守るのが良さそうです。

これらの点を注意すれば特に心配はいらないと思います。

安全かどうか、信頼できるかどうかについてですが、特に上記以外の点で気になることはありませんでした。割合安価ですし、いいと思いました。(ただしiPhone6の液晶交換なら自力でやってもいいも…)




さて、これとは別件で友人から水没し、起動不可能となったiPhone6をもらいました。
気になったので分解をしてみました。
iPhone5の時と比べ、フロントの液晶部分は非常に簡単に開きました。(画面下部に軽くマイナスドライバを差し込むだけで開きました。)
液晶交換は自力で簡単にできそうです。ただし、フロントカメラやホームボタン等を使いまわす場合はその分の手間はかかりそうです。

分解した感想としては正直なところ液晶交換はお店に頼むまでもなかったなと感じました。
しかし、お店に頼んだほうが、素人がやるよりも安心感はあります。

さて、分解した水没iPhoneですが、やはりバッテリーが怪しいと思い、交換するために取り外してみました。
検索したとおりにコネクタを外し、白いテープを引き出し…
すぐにちぎれました。これでは外せません。
ドライバを入れてテコの原理を利用しましたが全く剥がれる気配がありません。
恐ろしく粘着力が高いです。綺麗に剥がすのは難易度が高そうです。
また、リチウムイオン電池なので不用意に扱うと発火の危険性もあるので、無理に曲げたりするのは良くないです。
強引に取り外した結果がこちらです。


水没によって故障する部分は大抵バッテリーもしくはLightningコネクタケーブルらしいです。
友人から譲り受けたものなのでどの程度の水没をしたのかわかりませんが、バッテリー交換でどうなるのか様子を見てみたいと思いました。
ひとまず秋葉原、もしくはヤフオク辺りでバッテリーを購入して試してみたいと思いました。
本当は先ほど修理した自分のiPhoneの方から取り出して試してみたかったのですが、この外しにくさを見て、断念しました。

バッテリー購入後追記予定です。

さて追記です。
まずはバッテリーを入手するためにiPhone修理王の御徒町店に向かいました。
サイトにはパーツ販売も可と有りましたが、実際には在庫不足を理由に売ってもらえませんでした。
また、こちらの店でも以前自分が行った店と同様に修理預かり時の控えは出しておらず、この業界自体の問題のようにも感じました。
ものを預かるのに控えも出さないだなんて信じられないのですが…
iPhoneを非正規の修理店舗に出す方は十分に注意したほうが良さそうです。
必ず控えはもらったほうが安心だと思います。

さて本題ですが、バッテリーは結局秋葉原に最近出来た店でiPhone5/5c/6/6 Plusのパーツが購入できる店があるということだったので、そこで購入しました。
場所はジャンク通りの第一針谷ビル(現在はラーメン屋がある)建物の右隣りにあります。
各パーツ1980円で、液晶は8000円程度だったように思います。
購入したバッテリーは恐らく純正からの抜き取り品であるように見えました。
その他の部品も同様かはわかりませんが、バッテリーはそのように見受けられました。



②水没修理のお話

水没したiPhone6を自分で修理してみた結果です。
バッテリーを入手したので交換しましたが、相変わらず電源がつきませんでした。
なんとなく全部分解してみました。



今度は、実は起動しているのに画面の異常によって見えないだけではないかと疑いました。
自前のものから取り外し、正常に動作する画面を接続しましたが、ここでも変わらず、起動しません。
しかし、ここで画面等のコネクタ部分が電源を入れた途端に異常に発熱することが確認できました。また、画面を外して起動させると発熱は起こりませんでした。
どうやら基板側に問題があるようなので諦めかけましたが、ひとまず画面を外した状態でふと思いついて、パソコンに接続してみることにしました。
するとなんと認識されました。
画面部分には4つのコネクタがあります。そのうちのどれかが怪しいと思い、最低限映像出力とタッチの信号を伝えていると思われるコネクタ2つのみを接続し、電源を入れました。
…無事に起動しました。画面も映ります。




残る2つのコネクタはホームボタンのコネクタと、イヤースピーカーとインカメを接続している2つです。
ボームボタンの方は問題ありませんでした。
イヤースピーカーとインカメを接続しているコネクタを接続して電源を入れると、画面もつかず、異常発熱が始まりました。
結論としては、このコネクタおよび基板の両方に異常があると判明し、それらを取り払った上で再度組み上げました。



通話をする際は少し不便になりますが、できなくはないです。
(イヤホンジャック、スピーカーは無事のため)
本体上部から水没し、その影響でショートしたのではないかと推測できます。
確かに外部に露出しているため、問題が発生する可能性も高そうです。

一部のパーツの故障のせいで起動自体ができなくなるということがあるとわかりました。
自分で水没修理をする際には各パーツを外していき、どこが原因なのかを1つずつ探っていく必要があります。
全く電源がつかない状態でも今回のような場合には一部機能制限があるものの利用可能になることもあるようです。ただ、分解の際には非常に多くの細かいネジが出てくるのでとても面倒です。
自分で修理を行うのはあくまでサブとして持っている機器の場合にしたほうがいいかもしれません。もしくはどうしても中のデータを取り出したい場合に最終手段として考えるのはありだとおもいます。
今回の故障とは直接的な関係はなさそうですが、修理完了後も相変わらず異常というほどでは無いですが、自分のものと比較してある程度発熱が多いように感じました。
これはスリープボタンとホームボタン長押しでのリセットをすることで改善されました。



③まとめ
iPhone6は以前までと比較して割りと開けやすいため、修理費をケチるのであれば画面交換程度は自分でするのもあり。(ただし保証はなくなる)その際力は加えず隙間をうまく作るようにマイナスドライバー等を差し込んでやるといいです。
画面交換以上のことをする場合は時間と環境が必要。
基板の生存を確認したいときはパーツを最小限にしたうえでPCと接続し、認識されるか確かめる。
(認識されなくても、バッテリーもしくはLightningコネクタケーブルが故障している可能性あり)
修理必要なパーツ以外を買ってしまうと余計な出費が必要な可能性もあるのでかなり自己責任になる。



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