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2014年6月24日火曜日

GIFアニメ作成について

TwitterにGIFが投稿可能になってから数日がたち、自分で作ってみたいと思う方も増えたのでは無いでしょうか?
今回はその作り方の一例を紹介したいと思います。

ここでは、すでに動画となっているものをGIFアニメにする方法を書きます。

用意するものは素材となる動画です。
使用するソフトは
必要な部分の切り抜きのため Format factory
映像をフレームごとに画像として出力する Free video to jpg converter
画像の縮小を一括して行う Ralpha
GIF作成ソフト GIAM


まずはFormatfactoryの使い方です。
起動後、MP4を選択し、素材となる動画をドラッグアンドドロップします。
その後、設定ボタンを押し、範囲設定を行います。
開始したい地点に来たら開始時間ボタンを押します。
もしくは下の数字に秒数を指定します。時:分:秒:100/1秒となっています。
結局時間とは終了時間のことで同様に指定します。
OKを押して戻ります。
もう一度OKを押し、開始します。
※元動画の解像度が高い、もしくはビットレートが高い場合この設定では時間がかかる場合があります。その際は適宜出力設定でビデオサイズやビットレートを調整してください。

変換が完了したら目的の部分が切り取られているか確認して下さい。
問題なければ次に進みます。

フレームに分解
Free video to jpg converterを使用して2フレームごとに画像を取得します。
抽出欄の一番左の「毎」の部分にチェックを入れ、2フレームとなるようにして、出力先を設定し、変換します。
この作業の目安として、作成したいGIFの動きが早いまたは時間が短い場合には2フレーム
そこまで動きが早くない、または長時間のものである場合は3、4フレームと言った感じにします。
詳細は後述

画像の縮小
そのままでは画像サイズが大きすぎて容量的にも厳しいので適宜縮小を行います。
Ralphaを起動し、即時変換にチェックを入れ、GIFアニメ化したい画像のみをドラッグアンドドロップします。元の画像と同じフォルダ内にResizeフォルダが作成され、その中に出力されます。
感覚としては幅600ピクセルほどあれば許容できる画質が確保できると思います。
それに合わせて%の指定をしますがこれも場合によって異なります。後述

GIF作成
Resaizeフォルダ内の画像をGiamにドラッグアンドドロップします。
全部選択を押し、ウェイトを6にします。(今回は2フレームおきに取得したため)
最後に保存を行い、完成です。


これでPCでは再生可能なものができるでしょう、しかし、Twitterでは最大3MBの画像までしかアップロードできません。この制限は意外と厳しく、調整が必要になってきます。

3MBぎりぎりで収まる解像度と最大色数、そして最大コマ数の目安を書いておきます。
コマ数ですので実際に再生した際に何秒になるかは一秒あたりに何コマ再生させるか(ウエイトの値)によって変わります。

以下はあくまで目安です。参考画像はクリックすると拡大できます。
解像度と色数は合わせてありますが使用しているフレーム数は異なります。

1280x720 128色(256でも行ける場合あり) 8コマ  


640x360 256色 59コマ 2フレームおきに抽出 ウェイト7


480x270 128色 62コマ 3フレームおきに抽出 ウェイトは10

 
180x101 64色 497コマ 6フレームおきに抽出し、ウェイトは18に設定
2つ目、3つ目あたりが許容範囲だと思います。
短いものであれば二番目、収まらなければ3番目の設定にするのをおすすめします。

画質を妥協すれば最後のように1分以上のGIFの作成も可能です。
本来は同一の映像で比較するべきなのですがありあわせのものになってしまいごめんなさい。
画像サイズ、色数、そしてフレーム数の3つが容量、画質とのトレードオフになります。
一番簡単に容量を小さくできるのは画像サイズの縮小ですが3つのバランスが大切です。
素材とする動画の特性にあわせて調整が必要です。

最後にウェイトの値についてです。
元動画を再生しながらプレビューすれば簡単に目安がわかります。
計算する場合はウェイトの値=100÷元動画のフレーム数X何フレームおきに抽出したかで求められます。
たいていの動画は30フレームですので何フレームおきに抽出したかの3.3倍となります。

しかし、値が整数になることは殆ど無いので妥協が必要です。
こだわる場合は1コマおきにウェイトの値を6と7を交互にし、平均して6.5のウェイトになるようにしたりすることも可能です。

慣れてくれば見当もつくようになりますが、それまでは試行錯誤です。
いろいろ試してみてください。

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